ポールスターには、
(1) 北極星 [Polaris]
(2) 目標 [Lodestar]
の二つの意味があり、私は(1)を主に、(2)の心(希望の的・人の心を引き付けるもの)を従に考えました。
人生には、老幼男女を問わず希望の目標があると思います。
磁石の針が、どのようにふれていても最後には真北-北極星-を指して静止するように、長い人生の道のりで、人々は、一人一人が、自分の北極星を見失ってはならないのです。
それがどんなに厳しい立場に立たされようとも.....
私は、人生のモットーとして「常に相手の立場になって物事を考える」を実践してきました。
野球も又同じでありましょう。
攻撃の場合、投手がどのように考えているか、ランナーはどうしたがっているのか、内野は、外野は.....と考えていくと余裕が出てきます。
守りの場合はその逆を考えるわけです。
自己本位になったら勝負は必ず敗けます。人生でも同じことではないでしょうか。
「自分を見失わずに、相手の立場に立ちプレーする」ことより生ずる「チームワーク」そして最も大切なこと「従う」ことを守ることこそ勝利への武器ではないでしょうか。
試合をするからには勝つ、正々堂々と戦って勝つ。
そのためには、チームの理想的な在り方があるべきです。
そしてそれがポールスターであります。
迷ったとき、苦しみのとき、原点にもどる勇気を持っていただきたい、希望の目標をしっかりとつかんでほしい。
菅野小児童野球のみならず、少年野球の希望の的~ポールスター~であるようにとの願いをこめて.....。